大森 英樹
という、私が古本セールでその本を買ったところの人が他にどんな本を書いてはるか調べてみた。
これ小学生か中学生のとき読んだ!懐かしい。
印象に残ってるのは、平面人たちのある者が「どうやら自分の世界はより高次元の世界に埋め込まれているらしい」ということに気づいたのだが、他の平面人はなかなか高次元空間を想像できない。そこで、かの平面人は空想上の「1次元人」を持ち出して説明する、というシーン。どの次元の住人も、自分のすんでるより高い次元を持つ空間はなかなか想像しにくいので、他の次元というと、最初は低いほうの空間を想像してみるのでしょう。
ああ、「他の次元なんていう不思議なことを想像し、さらに他の次元の住人が、やっぱり他の次元なんていう不思議なことを想像してみているところを想像し共感を覚えることができる」最低の次元が3なのだなあ、とそのとき思っていました。
さて今回買ったのは、
一般力学系と場の幾何学
isbn:4785310693
という本です。