格子ゲージ理論
格子ゲージ理論とは、簡単に言うと世界はセルオートマトンで出来ているんじゃねーの?という理論です。んなことあるかいな。それだったらグライダーが飛ぶ4方向だけ物事の速度が速いとかいう現象が観測されるべきだろ。
↓グライダー
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と思って、そういう事情をなーんも知らない頃、拡散方程式だか何かを四角格子上に作ったところセルは四角いのに丸い模様ができて、不思議だったものです。
じつは、現象がセルに比べて長波長成分しか含まない場合、つまり世界の基礎となるセルがうんと小さい場合は、素敵な証明により回転対称性が回復するという話があります。いやーこれを聞いたときは感動した。
格子ゲージ理論がふつうの場の量子論の8倍よく分かるのはやはり、半物理屋半プログラマーのご利益なのか、その他の大概のことがよくわからないのは損なのか。