今日の本

涙なくしては読めない。いい本だ。

物語のクライマックス、彼の理解者は次々に死んでゆく。そして独りぼっちになったゲーデルはこう呟くのだ。

N(\exist y)G(y) *1 と。

えっと、原典丸写しにすれば激難になり、噛み砕けば骨抜きになるところを、上手にバランスとってます。いい本です。

*1:"神性を持つ対象が少なくとも一つ必然的に存在する"